[先輩にインタビュー]憧れのニューヨークウェディングを叶える方法
2017/03/17
皆様こんにちは!
ウェディングプランナー兼ライターののなかです。
今回からニューヨーク編をお届けいたします。
誰もが憧れるニューヨークウェディング!映画のワンシーンのようにこんなドレスを着て、あの場所で写真を撮って…イメージは膨らむばかり♪
でも実際にはどうやって準備を進めたらいいの?今回はそんな疑問に答えます!
Contents ○日本とどこが違う!?ニューヨークウェディングの段取り ・まず何から決める? ・プランナーを決める ・ドレス探しをスタート! ・式場の決定・パーティ会場の決定 ・カメラマン・ヘアメイク・フローリストを決める ・ペーパーアイテムの作成 ・各種演出の手配 ○いよいよスタート!オリジナルニューヨークウェディング♪ ・挙式・パーティ会場のレストランへ到着 ・再度撮影スタート!ニューヨークと言えば…のあの場所へ! ○最後に ・それぞれ違う形 それがニューヨークのウェディング
1.日本とどこが違う!?ニューヨークウェディングの段取り
■まず何から決める?
「ニューヨークウェディング」と一言で言っても本当に形はさまざま。 パーティ文化が根付いているアメリカでは、小さいころから自分たちでパーティを計画しているため、結婚式も自分たちで作っちゃおう!という人が多く、街中にはパーティアイテムが揃うお店が多く見受けられます。 でも、日本から来た私たちが1からパーティを計画するというのはなかなか至難の業ですよね。 じゃあ一体何から準備をはじめたらいいの? ということで!今回は実際にニューヨークで挙式を迎えられた先輩Mさんに、結婚式の準備の段取りに関してお話を伺いました。
■プランナーを決める
Mさんの結婚式の日にちは9月20日。 家族と親しい友人を招いてニューヨークで挙式・パーティを行われました。 希望の日程に挙式を行うことの出来る場所を予約し牧師さんに来てもらうためには、プランナーの力を借りるのがおススメ。まずは頼れるプランナーを探すところから始めましょう。 英語が苦手な方は日本人の方にお願いするとより安心して準備が進められます。また、プランニング会社によっては、日本と同じように挙式の申込みをするとプランナーが必ずついてくれるというところもあります。 Mさんは挙式の約10か月前の11月にはプランナーを決定し、じっくりと準備を進められたそうです。
■ドレス探しをスタート!
プランナーが決まったらドレス探しをスタートさせましょう! 日本ではドレスはレンタルするのが一般的ですが、海外では購入がスタンダード。 また、式場に提携のドレスショップがあるということもないので、自分でお店をまわって最高の一着を探すことができます。 NYのオシャレなドレスショップを好きなだけまわれるのは嬉しいことですが、迷いに迷って決定が挙式ギリギリの日にちになっちゃた!なんてことのないように注意が必要です。 なぜならば、購入のドレスはデザインが決定してから自分の体のサイズに合わせてお直しをしてくれます。お直しに必要な期間はドレスショップによって異なるのできちんと確認し、挙式当日に間に合うようにしましょう。
■式場の決定・パーティ会場の決定
ドレス探しと同時進行で、挙式会場とパーティ会場探しを進めましょう。 海外の教会は結婚式用ではなく昔からある街の教会。日本の専門式場のように教会とパーティ会場がセットになっているということはないので、ゲストの人数や会場の雰囲気、そして挙式会場からの近さなどを考えて自分たちでパーティ会場を探す必要があります。 予約は早いもの勝ちのところが多いので、希望の会場が決まっていたら早く予約を確定させるのがベター。 また、Mさんはレストラン内に挙式会場をセッティングし、その後お隣のお部屋でパーティという形をとられたそうです。ゲストへの移動の負担もなく、一貫してアットホームな時間を楽しめる素敵なアイデアですね♪
■カメラマン・ヘアメイク・フローリストを決める
日本では会場が決まると自動的に決まるカメラマン・ヘアメイク・フローリストも、全て自分たちで探します。自分好みの担当者さんを探せるメリットはあるけれどなかなか大変…という方はプランナーに相談してみるのもオススメ。ぴったりの人を紹介してくれることも♪ 各担当者が決まって完了!ではなく何度か打合せが必要なので、挙式の約3ヶ月~2ヶ月前には決まっていると安心です。 打合せをかさねていくうちにイメージが固まってきて、より当日へのワクワクが膨らむはず!
■ペーパーアイテムの作成
オシャレなペーパーアイテム屋さんが充実しているNY。準備したいけど印刷が難関…という方へ。NYの街のペーパーアイテム屋さんでは印刷も行なってくれます! ぜひ自分好みのものを見つけて準備を進めましょう。
■各種演出の手配
自分たちがやりたいことを自由に出来るNYでのウェディングだからこそ、そのための準備も自分たちで進めないといけません。 さて、結婚式の当日、素敵な一日の始まりにMさんが自ら手配をしたものとは…? それではMさんのニューヨークウェディングの1日を見てみましょう♪
2.いよいよスタート!オリジナルニューヨークウェディング♪
当日の朝、ヘアメイクはおふたりのご自宅にて。 Mさんが選んだドレスはマーメイドラインのドレス。 日本では可愛らしいプリンセスラインのドレスが人気ですが、NYではマーメイドラインが主流だそうです。
アメリカでは結婚式でファーストダンスを踊る文化があるため、ドレスのデザインは動きやすさが最も重要。また、NYの街は日本のように綺麗に舗装されている道がほとんどないので、その点も動きやすいマーメイドラインが好まれる理由のひとつです。 NYという街の雰囲気そのものに合った、"洗練された""大人っぽい"オーラをまとったマーメイドラインは、まさにぴったりのドレスですよね!
準備が完了したらいよいよ挙式会場へ移動開始! と、その際におふたりを出迎えたものはなんとニューヨーク名物イエローキャブ!
Mさんが事前に手配していたものとはこのイエローキャブだったのです♪ 街中を走っている流しではなく、専用の予約車なので後部窓にはこんな素敵なメッセージが♡
こちらのイエローキャブに乗って、マンハッタン内の撮影スポットを巡りながら、挙式会場へと向かいます。
■挙式・パーティ会場のレストランへ到着
おふたりを出迎えるのはブライズメイドとグルームズマン。 お揃いの衣装が衣装がとても華やか♪
そしていよいよ挙式がスタート!
挙式後のパーティはおふたりたっての希望で、会話を楽しむアットホームな雰囲気で進められました。また、ケーキのデザインはおふたりとレストランのパティシエが直接相談して決めたもの。シンプルなデザインなのにオシャレ感があるのはニューヨークだからでしょうか!?
そしてここで新郎様からMさんへのサプライズの花束が登場!
シンプルで大きなバラの花束は、Mさんの選ばれた洗練されたドレスにぴったり♪
NYスタイルのお花は日本で人気のヨーロッパスタイルとは違い、1種類のお花をバサッと豪華に使ったモダンテイストなものが多く、新郎様からのサプライズ花束はまさにそのスタイルのもの! 街の雰囲気にもぴったり合ったNYスタイルの花束、素敵ですね!
■再度撮影スタート!ニューヨークと言えば…のあの場所へ!
パーティ後、おふたりが撮影に訪れたのはマンハッタンの中心街。 そうタイムズスクエアです!!!
たくさんの人たちにお祝いの言葉をかけてもらいながらの撮影は一生心に残る思い出になりますね♪
3.最後に
■それぞれ違う形 それがニューヨークのウェディング
今回Mさんのニューヨークウェディングをご紹介させていただきましたが、こちらはあくまでもMさんご夫婦が作られた”ウェディングの形”。 「それぞれのカップルが思い描く形の結婚式が作れる」それがニューヨークのウェディングです。 自分たちで決めなければいけないもの、やらなければいけないことが多すぎて、頭がこんがらかってしまいそう!という方もいらっしゃるかもしれませんが、一生に一度の結婚式。たくさんの苦労も過ぎてしまえば全て素敵な思い出になります。 憧れの場所ニューヨークで結婚式をやりたい!という方、ぜひこちらの記事を参考に夢を叶えてみてくださいね♪
[プロフィール]
旅するウェディングプランナー兼ライター。
結婚式、旅、カメラ、そして美味しい食べ物を愛しています。
ブログ「SEKAI no WEDDING」にて、
”世界の結婚式を巡る旅”の裏話も発信中!
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@nonakanano
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