カナダ トロントの人気パーティ会場巡り!
2016/11/30
皆様はじめまして!
ウェディングプランナー兼ライターののなかです。
私はこれから約1年間、世界の結婚式を巡る旅に出ます。
世界各国の素敵な式場や、ドレス・アクセサリー・フラワーなどの素敵なアイテムたち、そしてそれぞれの国の結婚式への人々の想いを、現地から発信していきたいと思います♪
これから結婚式を迎えられる皆さまにとっても、きっとお役に立てる情報が届くはず!?
どうぞよろしくお願い致します!
1.記念すべき1国目はカナダ!
2.カナダの結婚式って?
■人気の時期は?
■パーティはどんなところでやるの?
3.実際に行ってみよう!~トロントの人気パーティ会場巡りの旅~
■Sunnyside Pavilion
■どんな挙式スタイルが人気なの?
■Casa Loma
■Artscape Wychwood Barns
4.どこで挙げるかはあなた次第!
記念すべき1国目は、世界で2番目に大きい国土を持つカナダ! カナダは「人種のモザイク」と言われることもある他民族国家です。 特に私が今滞在しているトロントの街は、チャイナタウンやリトルイタリー、グリースタウンなど、国ごとの小さな街が沢山あり、ダウンタウンでは多種多様な言語が飛び交っています。 もちろん英語が母国語ではない人も多いので、私のようなちんぷんかんぷんな英語を話す人にもとても親切で本当にありがたいです(泣)
2.カナダの結婚式って?
そんなカナダではどのような結婚式が行われているかとっても気になりますよね! ということで、まずはカナダの結婚式について一緒にみていきましょう♪
■人気の時期は?
北米の国カナダの冬はとても寒く、マイナス20度(!?)なんて気温も珍しくありません。そのため結婚式の人気のシーズンは夏で主に6月~8月。 冬はオフシーズンで、その期間に結婚式の準備をすすめるカップルが多いそうです。
■どんな挙式スタイルが人気なの?
冒頭にも紹介したように「人種のモザイク」の国カナダ。 様々な国の人々が住んでいるということは、もちろん宗教も人それぞれ。 新郎新婦ともにキリスト教徒であれば教会で行うことが一般的ですが、2人の宗教が異なることももちろん多くあります。 そのため、牧場や公園、ワイナリーなど宗教と関係のない場所を挙式の会場とすることが多いそうです。自然あふれるカナダらしい素敵なアイデアですね♪ その他、最近は美術館やスポーツスタジアムなどの場所を貸し切っての挙式も人気が出てきています。これは、ホテルなどの今までの定番の場所での結婚式にはみんな飽きてしまっている傾向にあるそうで、少しでも新しいところで行うとゲストに喜ばれるからという理由から。 また、カナダではゲストの人数が200人~300人という大規模の結婚式も珍しくないそうなので、たくさんの人が集まることの出来る場所が好まれているようです。
■パーティーはどんなとこでやるの?
日本では挙式から披露宴までを一つの会場で執り行うことがスタンダードですが、海外では教会でのセレモニーと言われる日本でいう""挙式""の後に、レセプションパーティと言われる""披露宴""のために、参加者みんなで別の会場に移動をすることが多いそうです。挙式とは異なり、このレセプションパーティに関しては、宗教が関係してくることはほとんどなく、新郎新婦が自由に会場を選ぶことが出来ます。 会場の種類は、レストラン・イベントスペース・邸宅など人数や好みに合わせてさまざまです。ただ日本の会場と大きく異なるのは、ブーケやドレス、当日のフォトグラファー、ゲストに振る舞う食事に関しても、自分達で探して手配しなければならないということ!もちろんパックプランになっている会場もありますが、基本的にはウェディングプランナーと相談しながら本人が手配していきます。 また、カナダでは新郎が結婚式の準備に口を出すことはほとんどなく、新婦と新婦の母そして時には新郎の母も参加して女性陣でひとつひとつ決めていくのだそう。日本では「新郎が協力的じゃない~」という声が聞こえてきそうですよね(笑)
3.実際に行ってみよう!~トロントの人気パーティ会場巡り~
せっかく現地にいるのだから実際に行ってみよう!ということで、 さまざまな種類のトロントの人気パーティ会場を見学してきました♪ ただし季節は結婚式オフシーズン(泣)想像力をフル活用してご覧ください~!
■Sunnyside Pavilion
ダウンタウンからは少し離れた場所にある'Sunnyside Pavilionは、目の前にオンタリオを眺めることの出来る絶好のロケーション!建物を丸ごと貸し切ることができ、夏の期間にはビーチ沿いにカフェもオープンされている人気のスポットです。 ただ私が見学に行った10月はすでにカフェはクローズしておりました(泣)なんと9月までのオープンだそう。悲しい。でも心優しいスタッフの方が中を見せてくださいました!
こちらがメインの披露宴スペース。なんと250~500人規模のパーティが可能だそう!
仕切りのない大きな窓から湖が一望できる最高のロケーションです。
このテラスに椅子を並べて挙式を行うことが多いのだそうです。ここには屋根がないので青空がしっかりと見えます。
ちなみにこの日は素晴らしいお天気でしたが、気温は4度(笑)確かに窓のない開放的な会場なだけに冬の結婚式は厳しいと身をもって実感しました...。
もちろんビーチに出ることも出来ちゃいます! レセプションは砂浜の上で…というのもまた素敵ですね♪
青い空も湖もどっちも楽しめてしまうなんとも贅沢な会場! 実際のウェディングのコーディネートはぜひこちらを参考にしてみてください♪
■Casa Loma
トロントの人気観光地としても有名なカサ・ロマは、まるで中世ヨーロッパのお城のような外観ですが、実は個人の巨大な邸宅!今は観光スポットとして開放されているので、どなたでも豪華な数々の部屋を見て回ることができます。
そしてなんとこの場所でも結婚式が出来るのです! まず挙式の会場として人気の場所は1階にあるこの温室。床と壁はなんと大理石で出来ていて、天井にはイタリア製のステンドグラスが飾られています。
そして披露宴はこちらのライブラリースペースで行われます。まるで映画の中の舞踏会会場をそのまま再現したかのよう!
大きな本棚には圧巻の一言です。アンティークな雰囲気が好きな方にはたまらない空間ですよ♪
また庭園内にはガラス張りの広いスペースがあり、こちらで挙式や披露宴を行うことも可能です。(画像8-5) 庭園からは、カサ・ロマの全体像を眺めることが出来るだけでなく、なんとトロントの街が一望できてしまうという贅沢なスポットとなっています!
一生に一度の結婚式。こちらの会場で本物のお姫様体験をしたいという花嫁様が多いのもうなずけますね!
■Artscape Wychwood Barns
様々なアートやカルチャーのイベントスペースであるArtscape Wychwood Barns。 この会場の特徴はなんといってもフォトジェニックな建物にあります。
長くて開放的なスペースに、たくさんの自然光が入る大きな窓、そしてレンガ造りの壁。 また高い天井には沢山の電飾が飾られています。 (電飾がある会場ってそれだけで可愛く見えちゃうのは私だけでしょうか。。(笑)) 会場の周りには公園があり地域の人々から愛されているのもこの会場の魅力のひとつ♪ちなみにこの日はアンティークアイテムのフリーマーケットが催されていましたよ~!
また、いくつかある建物にはそれぞれ番号が振られているのですが、これがまたとてもオシャレ!
ちなみに私の個人的なお気に入りはこの4番です(笑)木目の壁がたまらなく可愛い! 実際の結婚式でも、フォトスポットとしてしっかり活用されているようですよ♪
4.どこで挙げるかはあなた次第!
今回ご紹介した会場は、広い広いカナダの中でのほーんの一部! もちろんカナダにも日本と同じように、大きいところから小さいところまで本当にたくさん結婚式を行える場所があります。 そのため今回は少し日本とは異なる特徴を持つ場所を選んでみました。 また同じ会場でも、新郎新婦によって全く異なるウェディングが出来上がる、というのもカナダの結婚式の特徴のひとつ。それぞれの国籍やバックグラウンドを持つカップルが、ウェディングプランナーと共に、何もない会場で一からつくりあげるというのが、他民族国家のカナダを象徴していてとても素敵ですね! これからも旅の中で各国のウェディング情報を発信していきたいと思います。 少しでも、海外での結婚式を考えていらっしゃる方や、ハネムーンでフォトウェディングを楽しみたいと考えていらっしゃる方の、参考になりましたら嬉しいです♪
[プロフィール]
旅するウェディングプランナー兼ライター。
結婚式、旅、カメラ、そして美味しい食べ物を愛しています。
ブログ「SEKAI no WEDDING(http://sekai-no-wedding.hatenablog.com/)」にて、
”世界の結婚式を巡る旅”の裏話も発信中!
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