2019年にエアーズロックが登山禁止に!そこで注目される第二のエアーズロックとは?
2018/01/10
「エアーズ・ロック」の名で知られるオーストラリアのウルルが、2019年に登山禁止になることが、2017年11月1日にウルル・カタ・ジュタ国立公園から発表されました。
そこで今、第二のエアーズロックが人気を集めています。エアーズロックよりも空港から近く、更に登れる確率が高い「第二のエアーズロック」とは?
2018年にオーストラリア挙式・新婚旅行を控えている方は特に必見です!
エアーズロックに登れなくなる?!
映画や写真で1度は目にしたことがある、オーストラリアのエアーズロック。
エアーズロックという名前は通称で、正式にはウルル(ULULU)。
ウルルは世界最大級の一枚岩のことで、その周囲は10キロメートルにも及びます。
ウルルはもともとアボリジニ(先住民)からオーストラリア政府に貸し出されていたもので、ウルル・カタ・ジュタ国立公園が管理をしていました。その公園は世界遺産にも登録されています。
そんなウルル・カタ・ジュタ国立公園が2017年11月1日に、"Ululu climb to close"(ウルルの登山禁止)というニュースを発表したのです。
理由は「先住民族の聖地を守るため」
ウルルはもともとアボリジニの聖地。
登山も推奨はされておらず、現地には「NO ENTRY」の看板も存在しています。
しかし、「有名な世界遺産に登ってみたい!」という観光客がいたり、登山のツアーが実際に旅行会社によって販売されていたりしており、アボリジニは何年も前から登山禁止を訴えていたそう。
それがようやく正式なものとなったのです。
注目される「第二のエアーズロック」とは?
実は、少し前から注目され始めていた第二のエアーズロック、「ボールドロック」。
こちらもオーストラリアに存在する大きな一枚岩です。
(「エアーズロックへ行く費用の3分の1で行ける第二のエアーズロックとは?!」でもご紹介しているので、こちらも確認してみてくださいね。)
ボールドロックはボールドロック国立公園内にあり、ブリスベンから車で4時間、ゴールドコーストから車で5時間ほどと、日帰りは難しいものの、ウルルよりも圧倒的に都市部からの距離が近いことが特徴です。
そのため、移動費も旅費(宿泊日程が短くて済む)も安く済むため、ウルルに次ぐ「第二のエアーズロック」と呼ばれる名所となり始めているのです。
オーストラリア挙式のあとは、自然を体いっぱいに感じる旅を。
2019年10月26日までならウルルの登山が出来ますし(推奨はされておりません)、それ以降もウルル周辺に行けなくなるわけではありません。
第二のエアーズロックと呼ばれるボールドロックの他、ゴールドコーストのビーチ、ハートリーフが有名なグレートバリアリーフなどオーストラリアには自然がいっぱいです。
オーストラリアでの挙式のあとは、新婚旅行も兼ねて自然を体いっぱいに感じるツアーに参加してみるのも良いですね!
素敵な思い出ができそうです♡