購入?レンタル?海外挙式のウェディングドレスの準備トリセツ
2018/09/11
海外挙式をするとき、ウェディングドレスは購入かレンタルか、どちらがいいのでしょうか。購入するメリットとデメリット、レンタルするメリットとデメリットなど、決定する前に知っておきたい豆知識をご紹介します。お二人にとって大切で特別な海外挙式。それを彩るウェディングドレスについて、疑問や不安を解決しましょう!
Contents
- 憧れのマイドレス!購入派
- メリット1 | やっぱり自分専用×新品は気持ちが良い!
- メリット2 | 予約や返却の心配ゼロ
- メリット3 | 国内披露宴など2回以上着る場合は買ったほうが安いことも
- デメリット1 | 持ち運び用のスーツケースやバッグが必要
- デメリット2 | 挙式後の保管が大変かも
- 事前にしっかりと選びたい!国内レンタル派
- メリット1 | 購入しなくても挙式までにしっかりと検討できる
- メリット2 | 海外持ち込み用の道具も一緒にレンタルできる
- デメリット1 | 予算と返却期限にご注意
- 気軽に手ぶらで!現地レンタル派
- メリット1 | 手ぶらで海外に行ける!
- デメリット1 | 挙式直前に決めるので心配性な方は不安かも
- デメリット2 | 現地でゆったりと過ごしたい方には合わないかも
- 日本で試着→海外でレンタルのスタイルもあり!
- ウエディングドレスの機内持ち込みの方法
- ウエディングドレスの保管方法
- まとめ
- オリジナルドレスブランドを持っている手配会社
ロケーションが素晴らしい海外挙式ですから、それぞれの挙式エリアの雰囲気に合ったドレスで、想い出のフォトをたくさん残したいですよね。
そんなウェディングの「華」となるドレスについて迷いがちなのが、購入するほうが良いのか?それともレンタルするほうが良いのか?という疑問。
国内挙式の場合は、購入したドレスを式場に持ち込むと「持ち込み料」がかかってしまう場合があるため、挙式する式場でのレンタルが圧倒的に多いのですが、海外挙式の場合は、購入・国内レンタル・現地レンタルの割合にそれほど違いはありません。
挙式スタイルや場所、何を重視するかによっておすすめは変わってくるのです。具体的にご紹介しますので参考にしてくださいね!
憧れのマイドレス!購入派
マイウェディングドレスに憧れる女性は多いですが、「ドレスを買う」というイメージが湧きにくいかもしれませんね。でも、毎日着る洋服のように、ドレスは自由に選んだり、少しアレンジをしたり、オーダーメイドしたりできるもの。
実際はレンタルするよりリーズナブルだったり、オーダーメイドもインターネットでできたりしますので、意外とハードルは低いような気がします。
そして何といっても「自分専用」ですから、サイズもデザインもラインもこの上なくしっくりくることでしょう。「そんな価格でこんな素敵なマイドレスが持てるなら買ったほうがいいよね!」という方も多くいらっしゃいますよ!
メリット1 | やっぱり自分専用×新品は気持ちが良い!
当たり前ですが「新品」を着られる、ということがポイントです。当たり前過ぎて意外に見落としがちなのですが、人気がある素敵なドレスは人気がある分だけ色々な方に着用されていますので、使用感がある場合も多いもの。
また、オーダーメイドなら自分用にオーダーするので、サイズやラインが自分にぴったりなものを着ることができます。場合によってはデザインも変更することも可能ですので、妥協せずにじっくりとドレス選びができますね。
メリット2 | 予約や返却の心配ゼロ
レンタルの場合、予約が既に入ってしまっているドレスは、どんなに気に入っても着ることができません。特に、人気のドレスを希望していたり、挙式日が人気シーズンだったりするとそのリスクは高まります。ただ、マイドレスであればその心配をしなくて済み、自分が一番気に入ったドレスを自分の着たい日に着ることができます。
また、レンタルでないので時間制限や延泊料金を心配する必要もありませんね。
メリット3 | 国内披露宴など2回以上着る場合は買ったほうが安いことも
「ウェディングドレスを買う人なんてお金持ちのお嬢様だけ…」というイメージもあるかもしれません。ただ、現在ではもっと身近なものになっています。
実際にインターネット検索すると、素敵なドレスが驚くほどリーズナブルに出ており、5万円~20万円ほどで購入することができます。
海外挙式をして、帰国後にお披露目パーティを計画されるのでしたら確実に2回は着られますので、その都度レンタルするよりも費用を抑えられますね。
デメリット1 | 持ち運び用のスーツケースやバッグが必要
国内から海外へ持ち運ぶので、ドレス専用のバッグを準備しなければいけません。価格としては5,000円前後で販売されていますが、その他にもベールやティアラ、グローブ、シューズ、アクセサリーなど、ドレスに合わせて購入する必要があります。
デメリット2 | 挙式後の保管が大変かも
挙式後もドレスをクリーニングに出し、自身で保管する必要があります。大切に扱わないと、黄ばんでしまったりシワになってしまったりするので注意が必要です。
中にはウェディングドレスをベビードレスやおくるみにリメイクされる方もいらっしゃいます。結婚式のアイテムを、赤ちゃんに使ってもらうと縁起が良いとされることもあるので、保管が大変だなと思ったらぜひ調べてみてくださいね。
事前にしっかりと選びたい!国内レンタル派
ドレスをレンタルする場合は、国内でレンタルしてご自身で海外に持ち出すパターンと、挙式する現地でレンタルするパターンがあります。国内でレンタルするときの大まかな流れは〈店舗などでドレス・小物を選定〉→〈渡航前に引取〉→〈海外挙式〉→〈帰国後返却〉となります。サイズ直しなどもしてもらえます。
メリット1 | 購入しなくても挙式までにしっかりと検討できる
ドレスをじっくり選んで試着もしたい、でも購入はしなくてもよい、という方は国内レンタルがおすすめ。
国内レンタルでは、実際に触って、着て、写真に撮ってじっくり選ぶ時間を確保できます。レンタルであれば、帰国後のお披露目パーティなどをする際に、違うドレスや衣装でお披露目することもできるので、挙式の時とは違った雰囲気のフォトをたくさん残すことがでます。
購入はリーズナブルだと説明したので、反対にレンタルドレスは高くつくのでは...?というイメージもありますが、10万円以下で借りられるところもあります。
海外挙式のプロデュース会社や手配会社ではレンタルドレスがセットになっているお得なプランもありますので、そちらを利用する手もありますね。
メリット2 | 海外持ち込み用の道具も一緒にレンタルできる
レンタル派の良いところは、ドレスを持ち出す際の機内持ち込み用のバッグも一緒に貸出してもらえるところです。また、ドレスに合わせたベールやアクセサリーなどをまとめてレンタルできるため、かなりの手間が省けます。
「ドレスなんて普段着ないから、何を合わせたら良いかわからない!」という悩みも無く、とても助かりますね。また、借りたドレスは返却するだけですから、お手入れをしたり、保管場所を確保したりという手間も必要ありません。
デメリット1 | 予算と返却期限にご注意
借り方によっては購入するよりもかなり割高になってしまう場合があります。高いものですと30万~40万円というものも…。さらに持ち出し期間が決められていたり、延泊料金の設定があったりする場合がありますので要注意です。
とはいえ、帰国までは延泊料金がかからない良心的なレンタルショップもありますので、安心してレンタルできるように各お店のシステムをチェックしておきましょう。
帰国後にパーティや披露宴を予定している場合、その際のドレスをどうするか考ええておくのも必要です。ショップによっては2着目を割引価格でレンタルさせてくれるところもありますよ!余談ですが、海外挙式でも写真用にウェディングドレスとカラードレス、2種類のドレスを持って行く方もいらっしゃいますので、荷物や予算に余裕がある方はぜひご検討を!
気軽に手ぶらで!現地レンタル派
一番身軽に動けるのは、やはり挙式する現地でレンタルすることです。現地レンタルの大まかな流れは〈現地到着〉→〈ウェディングショップにてドレス・小物を選定〉→〈挙式当日〉→〈挙式後返却〉となります。国内での準備が少ないですので、何かと忙しいカップルにおすすめです。
メリット1 | 手ぶらで海外に行ける!
何といっても、日本からかさばるドレスを持ち込運ばなくても良いところが最大のポイント。身軽に渡航したい方には魅力的なポイントではないでしょうか。旅行のついでに挙式もしちゃう?という気軽な海外挙式にもおすすめです。
また、国内でレンタルをするよりもかなりリーズナブルなことが多く、節約ウェディングをしたい場合にも役立ちます。ハワイなど挙式事例が多くウェディングの為の設備が整っているエリアでは、現地で選べるドレスの数も多く、古めかしいドレスしかなかった…ということも無いでしょう。
デメリット1 | 挙式直前に決めるので心配性な方は不安かも
国内とは違い、選べる店舗が限られますので、「絶対にこの中から選ばなければならない」という制限があります。また、現地についてから挙式までの数日で選ばなくてはいけない緊張感もありますね。
ドレスへのこだわりが強くなければあまり気にならないかもしれませんが、見た感じと実際に着た感じでイメージが違うということもあるかもしれません。
時間の都合上、試着できる枚数が決められている場合もありますので要注意です。 またサイズに関しては9号サイズが一番多くなっており、多少大きい場合には現地で縫って詰めてもらえます。特別小さいサイズや大きいサイズの方は、選べる幅が狭まりますのであまりおすすめできません。
ドレスや小物によっては現地で差額が生じる場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。
デメリット2 | 現地でゆったりと過ごしたい方には合わないかも
国内での準備は少なく、忙しいカップルにおすすめなのですが、現地についてから新婦のドレスと新郎のタキシードを選ぶ必要があり、挙式までがバタバタとあわただしくなりがちです。
現地でゆっくりしたい場合や、旅行期間が短い場合は、やはり国内でドレス選びをしておいた方が無難ですね。
また、ハワイのように挙式件数が多いところでは、ウェディングが集中する6月や10月は、気に入ったドレスが予約済み…なんていうケースもありますので注意しましょう。それとは反対に、挙式が少ないエリアではドレスの種類やサイズが十分にない場合もあります。いずれにせよ下調べはしっかりとしておくことをお勧めします。
日本で試着→海外でレンタルのスタイルもあり!
ショップによっては、国内レンタルと同じように、国内の店舗でドレス選びや試着をし、それをそのまま海外で借りられる〈日本試着・現地レンタル〉プランもあります。特に挙式の多いハワイではこのサービスを受けられる可能性が高いですね。これなら荷物は少ないうえに、良いドレスがあるかないか当日までドキドキ…なんていうこともありませんのでおすすめです!
ウエディングドレスの機内持ち込みの方法
国内で購入またはレンタルをして現地へ持っていく場合、飛行機にはどうやって持ち込めばよいのかという素朴な疑問がありませんか。ウェディングドレスはかなりのボリュームですから、持ち運べるかも心配…と思われるかもしれませんね。
まず、ドレスには専用のドレスバッグがあり、レンタルショップやインターネットショップでも購入またはレンタルすることができます。基本的にはその中に折りたたまれてはい入っている状態ですが、異動する直前まではできる限り吊るした状態にしてシワにならないように心がけましょう。
利用する航空会社によっては、機内で吊るしてくれるところもあるので、事前に問い合わせや依頼をしておくとスムーズにいきます。
ウェディングドレスやタキシードは、ロストバゲッジを防ぐために機内に持ち込みみが無難です。現地に着いて挙式まで余裕がない場合、せっかく準備したドレスを着ることなく結局現地レンタルした、という実話もあります。
そのほかの荷物はスーツケースに詰めて預けてしまいましょう。
また、ドレスはシルクなどシワになりやすい素材のものは避けた方が無難です。現地に着いたらすぐに取り出して吊るすことを忘れないようにしましょう!
ウエディングドレスの保管方法
購入派の方には、挙式後のドレスのことも気になりますよね。
海外ウェディングの場合、フォト撮影のために屋外やビーチに出ることも多いですので、その分ドレスは汚れてしまいがちです。もちろん自宅では洗うことはできませんのでクリーニング店に出すことが必須です。
お店によってはウェディングドレスの取り扱いがないところもありますので、まずはウエディングドレスのクリーニングができるところを探しましょう。
ウェディングドレス専門のクリーニング店もあり、そちらであれば安心なのと、保管方法のアドバイスや、真空パック加工などのサービスなどが付いている場合もあるのでおすすめです。
料金は1万円〜2万円ほど。大切なドレスですから、できるだけ美しく保てるようにしておきましょう!
まとめ
購入派かレンタル派か…海外挙式の場合は特に悩めるところですね。
国内でもお披露目パーティをする予定で、自分にぴったりなこだわりの一着を着たい方は「購入」、じっくりドレス選びをして妥協はしたくないけど保管やクリーニングが面倒、帰国後パーティをしても気分を変えて他のドレスを着たいという方は「国内レンタル」、とにかく身軽に出かけたい、国内でゆっくりドレス選びをする時間が取れないという方は「現地レンタル」がおすすめです!
オリジナルドレスブランドを持っている手配会社
海外挙式を手配している会社の中で、オリジナルのドレスブランドを持っているところをご紹介します。
ヨーロッパなどのクラシカルな場所や、ビーチリゾートなど、挙式エリアによって似合うドレスやおすすめのスタイルはさまざま。きっと安心できるドレスの選び方をアドバイスしてくれるはずです。