「海外挙式をする人」「海外挙式に招待された人」お互いのマナーを知りたい!
2017/08/05
海外挙式をするにあたって、なかなか難しいのがお金・費用のこと。
特に、海外挙式をするカップルにとっては、どこまで負担をするべきなのか迷うところ。
また海外挙式に招待された友人としては、旅費やご祝儀は全部支払うべきなのか迷ったり、それを新婦にどう確認すればよいか分からなかったり。
今回は、誰もが気になるお金・費用のマナーを「海外挙式をする人」と「海外挙式に招待された人」の両方の目線で考えてみたいと思います。
Contents
海外挙式に招待された人 のマナー
ハワイ挙式に招待された!
大事な友人だからぜひ参列したい。
でも仕事を休まなくてはいけないし、旅費もかかる・・・。
そもそも旅費ってもらえるの?もしかしてご祝儀も用意しなきゃいけない?
招待された喜びもつかの間、こんな疑問がふつふつと湧いてくる人も少なくないはず。
海外挙式の招待マナーに"ルール"はありません。
招待するカップルの方も、実は分からないことだらけ。
いろいろと考えて招待をしていたとしても、連絡しきれていない事柄も多いのです。
旅費は自己負担、ご祝儀なしが一般的
海外挙式の参列に多いのが、ご祝儀は受け取らない代わりに、渡航費・宿泊費は負担してね、というパターン。
新郎新婦からお金・費用について特に連絡がない場合は、このパターンを予測しておきましょう。
ただし、一番安心なのは、全て負担するパターン。国内の通常の結婚式のように、ご祝儀袋と現金(新札で3万円分)を用意しておけると良いですね。
渡航先ではご祝儀袋の用意が難しければ、新札で1万円札を3枚用意するのも大変!
万が一ご祝儀が不要であったとしても、用意があると安心して日本を出発できますよ。
その他、カップルが全額負担(旅行費、宿泊費すべて)するパターンや、一部負担するパターンももちろんあります。
海外挙式に招待し合うお友達であれば、きっと一生のお友達になるはず。お金の問題でモヤモヤしないために、気持ちの良い聞き方でどのパターンか確認したいですね。
お互い気持ちの良いお金・費用まわりの確認方法
お金・費用まわりについて「ご祝儀っている?」「渡航費って出してもらえるのかな?」なんて直接聞けませんよね。
お互いに気持ちの良い聞き方としては、旅行の予約をする前提で確認するのがオススメ。
「早くに飛行機を予約したいと思っているのだけど、結婚式の日にちと時間を詳しく教えてもらいたいな」
「当日迷わないように、結婚式場の近くに宿泊しようかと考えているんだけど、結婚式場ってどこになる予定かな?」
など。
このような形で質問ができれば、お互い気持ちよく会話を進めることができるでしょう。
もし新郎新婦側が何らかの費用負担を考えているのであれば、きっと予約をする前に教えてくれるはず。また、費用負担を考えていないのであれば、特にその件には触れず、質問に対する答えのみを回答してくれると考えられます。
参列できないときの欠席の連絡方法
海外挙式の場合、結婚式の日程がそもそも土日でない場合も多いために、参列する側としては仕事を休まなくてはならないことも。
その場合、どうしても仕事の調整ができず、やむなく参列ができない場合もありますよね。
海外挙式に招待されて、参列できないことがわかった場合は、下記のポイントなどに注意をして新郎新婦へ連絡をしましょう。
① 参列できないとわかった時点で早めに新郎新婦へ伝えましょう。
② 欠席の理由はしっかりと伝えましょう。(ただし、金銭面を理由にするのはあまり良くありません。)
③ もし可能であれば、結婚式前後にお祝いを兼ねて食事に誘ってみたり、ご祝儀だけ渡すことができると、「参列できないけどお祝いしたい」という気持ちが伝わります。
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♡参考リンク♡
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海外挙式に参列できない場合は、電報というかたちでお祝いの気持ちを届けるのもアリ!
詳細はこちらから。
海外挙式は参加できない…電報でお祝いを届けよう!
参列が決まれば当日のマナーを知っておきましょう!
ハワイでの結婚式参列が決まった人必見!知らなきゃマズい、ハワイ挙式の服装と靴選びのポイント
海外挙式を開催する人のマナー
海外挙式をする新郎新婦のマナーはたくさん!
招待される友人の気持ちになって考えることが一番大切です。
注意した方が良いポイントは3つ!
日程はゲストのことも考えて検討しよう
もし挙式を予定している日程が、お盆や年末年始、GWなどの場合は、ゲスト側に既に予定がある場合があります。
また、予定がなかったとしても、世の中のお休みに合わせて飛行機代やホテル代はとても高くなるので、その分ゲストの負担が大きくなります。
新郎新婦で旅費負担を予定しているのであればお金周りの不安はなくなりますが、ゲストに負担をお願いする場合は旅費が高くなる時期は避けましょう。
お金の負担の連絡は、主催者側からがマナー
ゲストが一番心配なのが費用のこと。かかるのか、かからないのか、わからないのに新郎新婦に聞くにも聞けない...。新郎新婦側としては、ゲストが心配になりそうなことを、聞かれる前に連絡してあげることが大事です。
具体的には、旅費の負担・ご祝儀の負担・衣装の負担(ブライズメイドをお願いする場合)があるかないか。しっかりと伝えた上で招待しましょう。
<ゲストに負担をお願いする場合の例文>
「飛行機代・ホテル代などの旅費は各自でご負担いただきたいと思っておりますので、もしよろしければご参列ください」
<旅費を一部負担できそうな場合の例文>
「ホテル代のみしかお渡しできないのですが、それでもよろしければご参列ください」
他に招待しているゲストを伝える心遣い
招待しているメンバー 費用についても、日程についても問題がない!
でも海外挙式の場合は、滞在中の挙式当日以外の時間の方が長いので、他に招待されているゲストが誰なのかも気になるところ。
例えば、自分以外に招待されているメンバーが、全員知らない人だったらどうでしょう?
挙式以外の日をどう過ごすか迷って、参列まで躊躇してしまいますよね。できれば友人を招待する場合、招待する友人同士が友人であることを確認しましょう。
万が一、1人になってしまいそうなゲストがいる場合は、そのゲストが滞在中に不安になることなく過ごせるように、他のゲストを紹介するしおりを作ってみたり、挙式以外の日に一緒に遊べるよう調整してみたりするのもアリです。
全ては「自分が招待されたゲストだったらどう思うか」をしっかり考えて、行動するようにしましょう。
海外挙式に招待したい!と思える友人はつまり、あなたにとって本当に大切な友人であるはず。海外挙式が友人との最高の思い出になるように、自分たちのあこがれだけでなく、思いやりをもって準備を進めたいですね。
♡参考リンク♡
海外挙式の招待にも招待状は必須!
意外とわからないことばかり。
海外挙式の招待状ってどうしたら良いの?
招待する側も、される側もHAPPYな海外挙式を♡
海外挙式は憧れや夢、幸せがたっぷりつまっている一方で、わからないこともたくさん。でも、実現できればかけがえのない時間になるはず。
招待する側は特に、される側が気持ちよく参列できるような心配りを。